マグナス波力発電機の実証実験を実施しました
2025.5.27
このたび 開発を進めている「マグナス波力発電機」について、海上技術安全研究所の造波プールにて
実証実験を行いました。
マグナス波力発電機は、波のうねりを利用して装置内部に水流を生み出し、その水流でタービンを回し
て発電する仕組みを持っています。今回の実験では、波高40cmの環境において装置が共振し、約1mの
上下運動を確認することができました。
この「共振」を活用することで、従来に比べて大幅な発電量の増加が見込むことができます。今後は、
この共振をより精密に制御する技術基盤の構築を進め、再生可能エネルギーの新たな可能性を切り開い
てまいります。