Thermal Drone Inspections

赤外線カメラを搭載したドローンにより、建物の外壁のひび割れやタイルの浮きなどの劣化状態を調査いたします。

安全性と業務効率の両立

赤外線カメラは、周囲との温度差を確認することができるため、ビルやマンションの外壁点検で通常目視では確認できない劣化や以上箇所の特定が可能になります。この赤外線カメラをドローンに搭載しすることで、調査点検業務が安全かつスピーディに実施することができます。

作業時間の短縮

従来の調査に比べ作業効率が格段に高いため、広い面積でも短時間で調査することができます。

コストの削減

ドローンを活用することで、人が登るための足場の設置やゴンドラが不要になるうえ、作業日数も短いため、点検コストを抑えることが可能です。

安全な作業

作業者が高所へ上がる必要がないため、人身事故等の危険性が低く、安全な点検作業が行えます。

高い点検精度

ドローンでは赤外線診断に理想的な距離と角度を保ったまま対象物を撮影することができるため、正確な調査が可能となります。また、画像や動画データで記録を残すことができます。

可視カメラと赤外線カメラの同時撮影映像1

可視カメラでは見分けられない「浮き」が、赤外線の映像では周りとの温度差を視認できるため、 異常な箇所を特定できています。

・ 石像左下あたりの壁面(映像0秒〜5秒)
・ 広範囲の浮き2箇所(映像15秒〜)

可視カメラと赤外線カメラの同時撮影映像2

可視カメラでは見分けられない「浮き」が、赤外線の映像では周りとの温度差を視認できるため、異常な箇所を特定できています。

・ 非常階段壁面に浮き3箇所(1つ目の映像)
・ 広範囲の浮き(2つ目の映像)
・ 浮きによる縦線(3つ目の映像右上あたり、35秒〜40秒)

特定建築物定期調査の外壁全面打診とは

特殊建築物とは、建築基準法題二条二項で定められたマンション、ビル、ホテル、学校、百貨店など、不特定多数の方が利用する建築物のことです。

平成20年4月、建築基準法改正により、特殊建築物定期調査の定期報告にて外壁全面診断が義務付けられました。

国土交通省が定める全面打診等の調査方法として、「足場等を設置してテストハンマーで全面打診する方法」と「赤外線調査」が挙げられています。弊社はこの赤外線調査をドローンを活用して実施しています。

実施の流れ

1、お問い合わせ

対象物件の情報や調査内容をお伺いし、航空法や物件の周辺環境等から飛行可否を確認いたします。可能な場合、概算のお見積書をご提示いたします。

2、現地調査

内容・料金にご了承いただきましたら、実際に現地に伺い、周辺環境の確認や離発着地、飛行ルートの設定などフライトプラン作成のため調査を行います。

3、日程調整

フライトエリアによって、許可申請等の飛行調整に1週間以上かかる場合がございます。また、雨天や強風で飛行ができないこともありますので、予備日を含め余裕をもった日程調整が必要です。

4、飛行許可申請

弊社では、国交省から全国包括飛行許可を取得していますが、空港、警察、離発着場の管理者など対象エリアで必要な関係各所の許可申請をいたします。また、メーカーによる飛行制限エリアの場合は、メーカーへ制限解除手続きを行います。

5、撮影当日

弊社では安全運行管理者を含め、2〜3名体制で撮影を実施します。
現地で天候や周囲状況の安全確認を行い飛行いたします。

6、調査報告書提出

撮影したデータをもとに調査レポートを作成し提出いたします。
作業期間は約10〜20営業日ほどいただいており、現場の規模によって前後いたします。

対応可能エリア

日本全国対応しております。
※ 当社では、国土交通省より「無人航空機の飛行に係る許可・承認」の年間全国包括承認を取得しています。お急ぎの空撮や現場での追加撮影にもスピーディーに対応できます。

お問い合わせください

株式会社糺の森
102-0084
東京都千代田区二番町5番25号
二番町テラス1208号

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